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陳情の成果④
​~内閣官房回答~

陳情の成果④として「呉市議会議員・谷本誠一氏と内閣官房との電話質疑応答」が挙げられます。

これは日本のあらゆる施設ではびこる「マスク警察」に対して「あなたの会社、マスク着用を促してますけど、国の方針に反してますよ?」と歪んだ認識を正す下記文言が、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和4年5月 23 日変更)のP25新たに追記されたことを発見したことから始まります。

「なお、本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることにならないよう、丁寧に周知する。」 

​仲間のママさんが谷本誠一氏の「ノーマスク宣言」活動に所属していたので紹介してもらい、上記文言が追記されていることを伝えたところ、谷本氏が「この文言が追記された意図を内閣官房に問い合わせてみます。」と引き受けてくれました。

令和4年7月4日、谷本氏から内閣官房新型コロナウイルス感染症対策室のT氏に問い合わせたところ、T氏曰く「確かに本通知は同室が取りまとめたが、質問箇所については厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が作成したので、そちらから連絡させる」とのこと。下記は7月8日の厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部・F氏と谷本氏との電話やり取りです。Q:谷本氏、A:厚労省・F氏。

 

Q1. 内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和4年5月23日変更)」の「(1)情報提供・共有」の項目に「なお、本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることにならないよう、丁寧に周知する。」との文言が新たに追記されたが、これは前段に「国民の共感が得られるようなメッセージを発出する」という文言がある為、国民全員に向けたメッセージと読み取れるが、その解釈で良いか?

A1. 「本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることにならないよう、丁寧に周知する。」は国民全体へ向けてのメッセージである。当然学校も含まれる。

Q2. これに類する表現は、5月25日の厚労省保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかる Q&A について(第十五報)のP17に「いずれにしても、例えば一定年齢以上の子どもに一律にマスク着用を求めることや、子どもやその保護者以外の第三者の指摘等により着用を促すことなど、子どもや保護者の意向に反してマスク着用を実質的に無理強いすることにならないよう、留意していただくようお願いします。」という文言で盛り込まれたが、これは保育所等についての言及であり、幼稚園・市立学校を所管する文科省マニュアルには記載されていない。これを盛り込むよう文科省と連携しては如何でしょうか?

A2. 御意見を関係部署に伝える。

 

Q3. 「マスクの着脱を無理強いすることにならないよう」は、平たく言うと「マスク警察」を諫める内容との解釈で宜しいでしょうか?

 

A3. その通りである。
 

以上が谷本氏と厚労省・F氏とによる電話質疑応答です。

国は、第三者の指摘により着用を促すことを明確に禁じているのです。

それを知らずにあらゆる企業はマスク着用を無理強いしているのです。

 

​この認識を広く日本に行き渡らせることが、現在の「歪んだ時代の空気」を是正することに繋がると信じております。​
 

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